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ひざに水が溜まる…変形性膝関節症の治療法

ひざの痛み この記事は約 8 分で読めます。
ひざが痛い

膝に水が溜まる…変形性膝関節症の治療法に有効なサポーター

  • 足首サポーター
  • 膝サポーター
  • 腰痛ベルト
  • 骨盤ベルト

変形性膝関節症は、膝関節内の軟骨がすり減ってしまうことによって、骨同士がぶつかって炎症が生じ、痛みが現れたり、水が溜まったりする病気です。

症状が進行してしまうと膝関節に変形がみられるようになり、膝だけではなく腰や足首にまで負担をかけてしまい、膝とは別の部位に痛みが生じるようなこともあります。

骨格の構造上、どうしてもこのようなことが起きてしまいます。

しかし、変形性膝関節症の治療に取り組んでいる中でサポーターを装着しておけば、関節のぐらつきを抑えることができ、痛みを緩和させることができます。

ここでは、どのようなサポーターがあるのかご紹介していきましょう。

足首痛を治す足首サポーター

足首サポーターには、仕事や家事などのシーンで装着するしっかりと固定するタイプ、再発を防ぐようにするタイプ、安静時に冷やさないようにするタイプがあります。

足首サポーターを活用することによって、足首と膝の軸を整えることができますから、変形性膝関節症の治療にも有効です。

変形性膝関節症を抱えている方の中には、足首の痛みを訴えられることが珍しくありません。

足の関節は膝だけではなく、股関節や足首も連動させることによって、歩いたり走ったりといった動きができるようになっています。

そのため、膝関節に痛みや変形が現れると、連動している足首にも負担をかけてしまうことになるのです。

このような状況下では、足首に痛みが生じる場合に靭帯を痛めていることが多く、足首を動かす初動においてぐらつきがあるために痛みがなかなか良くなりません。

足のバランスが崩れているままでは、足首の痛みはどんどん悪化してしまいます。バランスを整えるために足首サポーターを装着すると、緩和させることが可能です。

膝痛を治す膝サポーター

膝サポーターは、膝周辺の筋力が低下して膝関節を支えられない状態であっても、しっかりと支えることができますので、変形性膝関節症の治療に有効です。

うまく活用することによって、膝関節の痛みを緩和させることができ、膝の水が溜まっている状態の治療にも効果を発揮します。

変形性膝関節症では膝関節内の軟骨がすり減ってしまう原因は、加齢や肥満などによって、膝周辺の筋力だけでは支えられなくなっていることにあります。

膝サポーターを装着している状態では、膝をしっかりとサポートし、ぐらつきがなくなりますから、痛みや違和感を軽減させることができます。

膝は行動の源になる関節ですが、しっかりと固定できる膝サポーターを装着していれば、外出や仕事などでも負担を軽減させることができます。

自宅内では付け外しが手軽にできるタイプを装着しておくといいでしょう。

また就寝時などでは、膝を冷やさないようにするために、保温用の膝サポーターを装着しておくことをおすすめします。

腰痛を治す腰痛ベルト

腰痛ベルトは、腰を支えることができるサポーターで、変形性膝関節症によって生じる腰の負担を軽減させることができます。

私たちが動作を行う際には、膝だけではなく、腰にも大きな負担が生じています。

重い物を持つなど動作を行うような場合には、背骨をしっかりと支えることができる腰痛ベルトを装着することによって、腰のバランスを補強することができます。

立ち動作が多いような場合には背骨の動きを整えるタイプのものを、座っていることが多い場合には座位の姿勢をサポートできるものを選ぶといいでしょう。

変形性膝関節症でお悩みの方の中には、腰痛が生じているケースも少なくありません。

腰は上半身を支える土台となっている部分ですから、変形性膝関節症によって痛みや違和感が生じているような場合であれば、どうしても負担が大きくなってしまうことになるのです。

腰痛が生じるような場合には、腰部の筋力が硬直していることが多いですが、腰痛ベルトを装着してバランスが良くなると、負担が軽減され血液の循環も良くなります。

すると、背骨がバランスよく動くようになりますので、痛みを緩和させることができるのです。

骨盤の歪みを整える骨盤ベルト

骨盤ベルトは、骨盤の歪みを整えることができるサポーターであり、変形性膝関節症によって生じる股関節のバランスを調整することができます。

骨盤ベルトにはいくつかの種類があり、仕事や外出時などであればしっかりと固定できるものを、運動療法の際には動きを整えるものを、自宅で過ごすような場合には保護できるものを選ぶといいでしょう。

変形性膝関節症によって膝関節に痛みや変形が生じると、股関節の動きにも左右差が生じますので、骨盤の位置が歪んでしまうことがあります。

骨盤に歪みが生じてしまうと、自律神経の働きにまで影響を与えてしまいますので、腰痛や肩こり、頭痛などの原因にもなってしまいます。

骨盤ベルトを活用していると、変形性膝関節症の運動療法時においても骨盤のバランスを整えることができますので、負担をかけずに自然に歪みを改善させることができます。

女性の場合にはホルモンの影響によって骨盤に歪みが生じるようなこともありますので、骨盤ベルトが有効です。

変形性膝関節症の治療法は?

変形性膝関節症は、中高年の女性に多くみられる症状ですが、加齢や肥満、膝の使いすぎが原因であると考えられています。

痛みが生じるだけではなく、悪化することによって膝に水が溜まってしまうこともあります。

そのような症状がみられた場合には放置せずに、早期に適切な治療に取り組むことが大切です。

変形性膝関節症の遺伝的な要因や後天的な要因とは

加齢によって生じる膝の痛みの多くは変形性膝関節症によるものが多く、症状が進行する過程で水が溜まってしまうこともよくみられます。

膝関節周辺の筋肉を衰えさせてしまうことによって、膝関節内に負担をかけてしまうことが原因であると考えられています。

しかし、加齢によって筋力低下が見られているとしても、すべての人が変形性膝関節症になってしまう訳ではありません。

そのため、すべて加齢のせいではなく、肥満によって膝で体重を支えきれないことや、膝の使いすぎ、外傷など、後天的な要因によって生じることが多いのです。

また、もともと膝関節内の軟骨が弱いような、遺伝的な要因も絡んでいると考えられています。

そのため、歳を重ねるにつれて、筋力を衰えさせないように適度な運動を行うようにすることや、肥満を防ぐようなことが大切になります。

特に膝に痛みが生じだすと安静にするようになり、症状の悪化と共に運動量もどんどんと低下させてしまい、悪循環が生じるようになります。

そのため、冒頭からご紹介したようなサポーターを装着するなど、治療においても工夫が大切になるでしょう。

膝に水が溜まった…

膝に水が溜まるのは仕方がないことと考える方が多いですが、適切な治療に取り組むことがもっとも大切なことです。

変形性膝関節症で痛みが生じるようになると共に、膝に水が溜まることが多く見受けられます。

これは膝関節内に炎症が生じ、関節液が増加してしまうことによって関節内で処理しきれなくなってしまい、水が溜まった状態になってしまうのです。

水が溜まっている状態では、「水を抜きましょう」と提案されることがあります。

でも、「水を抜くと癖になる」と心配される方も少なくありません。

しかし結論から申し上げますと、水を抜いたからといって癖になるようなものではありません。

ただ、水を抜くだけではなく、しっかりと変形性膝関節症の治療を行わないと、炎症を引き起こしている状態では、また水が溜まってしまいます。

そのため、痛みが生じた場合には我慢をせずに、適切な治療に取り組むことが大切です。

痛みがあるからといって安静にし過ぎてしまうと、筋力がどんどん衰えてしまうことになり、さらに悪化させることになります。

痛みが気になるような場合には内服薬や湿布などの消炎鎮痛剤をうまく活用し、またサポーターを使うことによって関節を支えるようにして運動療法に取り組みます。

そのような取り組みによって、自然に水も溜まらないようになり、変形性膝関節症を改善させることができるのです。

ヒアルロン酸注射は有効?

運動療法に取り組んでも、なかなか痛みが改善しないような場合には、ヒアルロン酸注射を提案されることがあります。

ヒアルロン酸注射は、変形性膝関節症の初期症状の治療に有効であると考えられています。

ヒアルロン酸にはすり減った軟骨を保護する作用があるために、注射をすることによって痛みを緩和させることができ、さらに関節内の滑りを良くすることができます。

そのため、運動療法と組み合わせることによって、症状を軽減させることができるのです。

ただし、痛みの緩和については一時的であるために、痛みが生じない期間にしっかりと運動療法に取り組んでおき、改善を図らねばなりません。

冒頭からお伝えしているサポーターの装着を併用させることによって、膝を安定させながら治療に取り組むことができるでしょう。

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ライター紹介

いしがみ整形外科クリニック

いしがみ整形外科クリニック

川越市にあるいしがみ整形外科クリニックは、再生医療・リハビリ・ひざ低周波治療の組み合わせ、経験数は日本のトップランナーです。
当院では、ひざ、かた、股関節、足関節などに再生医療(PFC-FD)を月間に55件行っています。効果的なリハビリとあわせると、有効率は90%です。

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