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急にひざの痛みが!ひざの違和感は早めの治療が必要です!

ひざの痛み この記事は約 8 分で読めます。
ひざの痛みについて

急に膝の痛みが!膝に違和感があれば…

わが国において膝痛を抱えている割合はとても多く、その中でも急な膝の痛みに悩まされている患者さんが増えています。

膝の痛みは我慢せずに、早めに治療を始めることが適切です。

しかし「手術は嫌だから…」という理由によって、治療せずに我慢している患者さんも少なくありません。

痛みをそのままに放置しておいても良くなることはなく、どんどん症状が悪化してしまいます。

ここでは、急な膝の痛みの原因や症状をはじめとして、治療法や改善方法など詳しくお伝えしていきましょう。

膝が痛くなり始めたら早めの治療が必要です!

膝が急に痛くなる場合には、「変形性膝関節症」や「大腿骨内顆骨壊死」が原因となっていることが多くみられます。

いずれも、痛みが生じているまま放置していると、どんどん悪化してしまって、ついには痛みで歩けなくなってしまうリスクがあります。

そのため、初期症状のうちに適切な治療に取り組んでおくことが大切です。

変形性膝関節症の特徴

急な膝の痛みに悩まされる症状のひとつに「変形性膝関節症」があります。

高齢の女性に多い症状であり、痛みや腫れをはじめとして、関節の変形や動かしにくさを感じることもあります。

膝関節にある軟骨がすり減ることによって炎症を引き起こしています。

運動不足や加齢による筋力低下、肥満などによって、膝への負担が大きくなることが原因であると考えられています。

初期症状としては、椅子から立ち上がった際や歩き始めた際に痛みを感じるようになりますが、休憩を入れたり湿布を貼ることで痛みは和らぎます。

そのため、初期の段階で病院に受診する人は少ないのですが、そのままの状態で放置していると、徐々に症状が悪化してしまい、正座ができなくなったり、階段の昇降が難しくなってしまいます。

そしてついには、歩行時に常に痛みを伴うようになり、安静にしていても痛みを感じるようになってしまうのです。

大腿骨内顆骨壊死の特徴

「大腿骨内顆骨壊死」も多くみられる疾患の一つであり、特に60歳以上の女性に多くみられるもので、膝関節の内部に骨壊死が生じることによって発症します。

急な膝の痛みが特徴的で、歩いている際などに膝に激痛を感じます。

変形性膝関節症のようにだんだん痛みが増してくるものではなく、突然、痛みを感じるのが特徴です。変形性膝関節症の経過中に合併することもみられます。

体を動かさなくても痛みが生じ、むしろ寝ている時に痛みが増してきます。そのまま放置しておくと悪化してしまい、人工関節などの手術が必要となる場合があります。

レントゲンやMRIで壊死した部位を確認することができますが、初期症状の場合には変形性膝関節症と区別できないこともあります。

【もっと詳しく】膝痛の治療や手術の考え方について

膝の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」は加齢に伴って多くみられる症状です。

初期の段階においては、安静にしていることで1か月から2か月程度で軽快することも多いので、そのまま放置されてしまうことがあります。

しかし、この時期にスポーツや立ち仕事をはじめ、膝に負担のかけるようや正座や長歩き、肥満などによって、さらに悪化してしまう可能性があります。

そのため、痛みが起きた初期段階で、膝の負担を避け、肥満の改善や筋力アップに取り組むようなことがとても有効になります。

筋力をつけることは、膝痛に対する根本的な改善に繋がるものではありませんが、膝を支えるサポートが強化できるために、治療の中に積極的に取り入れられています。

次の章では、膝に負担をかけずに筋肉を柔軟にするストレッチ法についてお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。

そのようなトレーニングによっても痛みに改善がみられない場合において、消炎鎮痛剤の飲み薬や湿布薬、注射などが効果的なこともあります。

ただ、これも根本的な改善を図る治療ではありません。

さまざまな治療に取り組んでも改善がみられないような場合には、手術が必要となるケースもあります。

立ち上がる際や歩き出す際など、常に痛みを感じるような場合であれば、手術を考慮する必要が考えられます。

膝を支える筋肉を柔軟にするストレッチ法

膝痛を引き起こす原因として、膝関節の柔軟性が低下していることが考えられます。

外出の機会が少なくなるなど運動不足の場合においては、新陳代謝が鈍ってしまい、膝関節自体が硬くなってしまうのです。

膝関節が硬くなってしまうと、どうしても関節の動きが悪くなってしまいますので、足をしっかりと伸ばせなくなったり、足に負担をかけてしまいます。

そのような状態で運動すると、膝周辺の組織にも負荷をかけてしまい、さらに痛みが生じるようになるのです。

すると、さらに動くことが嫌になってしまって運動不足となるという悪循環に陥ってしまいます。

そのため日頃から運動を心がけることはとても大切ですが、負荷をかけずに膝周辺の筋肉を柔軟にできるストレッチ法に取り組むことをおすすめします。

膝の痛みの原因や症状

膝の関節は、大腿骨や脛骨、膝蓋骨といったさまざまな骨によって構成されており、関節包という袋に包まれています。

関節を構成している骨と骨は、とても浅く接合しているために、膝関節の周辺にある筋肉や腱、靭帯によってサポートしており、さらに軟骨がクッションの役割をしています。

しかし、年を重ねていくごとに筋肉は衰えを見せ、クッションである軟骨も少しずつ消耗してしまうのです。

膝の痛みを改善させるために運動が必要になるのは、膝をいつまでも筋肉によって支えることができ、軟骨の消耗も減らすことができるからです。

そのため、「大腿四頭筋」「前脛骨筋」「腓腹筋」と呼ばれる、膝のサポートのために重要な周辺筋肉を、日頃から柔軟にしておくことが大切なのです。

膝に痛みがある場合には、動くことがどうしても億劫になってしまいますが、安静にしていても逆効果になってしまいます。

ストレッチによって膝関節周辺にある筋肉を柔軟にすることが効果的です。

ストレッチによる対策・改善方法

膝痛を改善させるためには「大腿四頭筋」「前脛骨筋」「腓腹筋」の柔軟性を高めることが効果的です。

そのストレッチ法をいくつかご紹介しておきましょう。

大腿四頭筋のストレッチ

「大腿四頭筋」とは太ももの前側の筋肉です。この筋肉を伸ばしていきましょう。

①うつ伏せの状態となり、つま先を伸ばしてリラックスします。

②右足の膝を曲げて、右手で右足の甲を掴みます。

③痛みの出ない範囲で右手で右足のかかとをお尻につけるように曲げていきます。

④曲げた状態でゆっくりと呼吸し、10秒間そのままを保ちます。

⑤左右を交互に行い、2~3セット行いましょう。

前脛骨筋・腓腹筋のストレッチ

「前脛骨筋」とは足首を引き上げる筋肉、「腓腹筋」とはふくらはぎの筋肉になります。

①床に座って両足を伸ばしてリラックスします。

②つま先をまっすぐのばして、膝も曲げないように伸ばします。

③膝を伸ばしたまま、つま先をゆっくりと手前に引き寄せるように曲げていきます。

④曲げた状態でゆっくりと呼吸し、10秒間そのままを保ちます。

⑤左右を交互に行い、2~3セット行いましょう。

膝の痛みは介護が必要になることも

上記でご説明した「変形性膝関節症」は、特に高齢者女性の患者さんが多く、痛みによって歩けなくなり、介護が必要となってしまうケースもあります。

変形性膝関節症の推定されている患者数は約1000万人と言われており、潜在的な患者数も2000万人を超えていると言われます。

高齢化が進んでいることもあり、これからも膝痛に悩む高齢者は増えるのではないかと考えられています。

膝痛で歩かなくなると介護が必要となることも

膝の痛みが生じると、多くのケースでは安静にしているだけで、病院で治療を受けない方がほとんどです。

確かに変形性膝関節症の初期症状の場合では、1か月ほど安静にしていることによって痛みがなくなるケースがほとんどです。

しかし根本的な解決には至っていませんから、水面下では悪化しており、痛みの頻度が増えるようになり、いつしか歩けなくなってしまいます。

特に高齢者は歩かないようになると、筋力低下を引き起こして歩きにくくなります。

歩きにくくなると、転倒しやすくなりますので、さらに歩かないようになります。

その間に歩行に必要な筋力が低下してしまい、介護が必要になってしまうのです。

膝の違和感は早めの治療を

冒頭から「膝の痛みは早めに治療を」とお伝えしているのは、このような悪循環を防ぐためのものです。

介護予防の観点からも、適切な治療が必要となります。

多くのケースでは、いきなり手術するようなことはなく、次に掲げる保存療法に取り組むことになります。

  • 消炎鎮痛剤(飲み薬・湿布・塗り薬など)
  • リハビリテーション・ストレッチ
  • 体重のコントロール
  • 生活様式の改善(正座を避ける、和式から洋式、など)
  • ヒアルロン酸注射、など

このような治療に取り組んでも、痛みが軽減しない場合に、手術の提案があります。

そのため、まずは早めに治療に取り組むようにしましょう。

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ライター紹介

いしがみ整形外科クリニック

いしがみ整形外科クリニック

川越市にあるいしがみ整形外科クリニックは、再生医療・リハビリ・ひざ低周波治療の組み合わせ、経験数は日本のトップランナーです。
当院では、ひざ、かた、股関節、足関節などに再生医療(PFC-FD)を月間に55件行っています。効果的なリハビリとあわせると、有効率は90%です。

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